済州国際空港に到着した日本人観光客ら=30日、済州(聯合ニュース)
済州国際空港に到着した日本人観光客ら=30日、済州(聯合ニュース)
【済州聯合ニュース】韓国の格安航空会社(LCC)、ティーウェイ航空は30日、済州―大阪線を新規就航した。日本からの観光客誘致活動が活性化すると見込まれる。 同日午後、日本人観光客163人を乗せて関西国際空港を出発した初便が済州国際空港に到着した。 済州観光公社は到着ロビーで日本人観光客に記念品を配り、歓迎イベントを行った。 同公社はこの便で到着した大阪の旅行会社とメディア関係者ら21人を対象に、2泊3日のファムツアーを行う。旅行会社の商品企画担当者には西帰浦市の中文観光団地と新たにオープンする予定の済州神話ワールドなどを、メディアの記者には個人旅行客らが好むトレッキングと乗馬体験を紹介する。 ティーウェイ航空は今後済州―大阪線を毎日往復運航する。また、9月2日からは済州―東京線を火・木・土・日曜日に往復運航する。 済州島のイ・スンチャン観光局長は「大阪と東京を結ぶ直行便の就航は、減少傾向にある日本人観光客を誘致する機会になる」とし、「済州と日本の直行便を継続的に運航できるように、(日本)現地のマーケティングだけでなく、島民対象のPRにも力を入れたい」と述べた。 済州島を訪れる日本人観光客は2012年の18万357人をピークに年々減少し、昨年には約4分の1となる4万7997人にとどまった。
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