韓国統一部の当局者は27日、「ユージンベル財団が去る16日、医薬品や病棟資材など19億ウォン(約1億8700万円)相当の対北朝鮮物資搬出申請をし、これを承認した」と明らかにした。
当局者は「北朝鮮問題解決のための対北朝鮮制裁の枠組みを脱しない範囲で、民間交流は柔軟に検討するという政府の立場に基づき検討した」と述べた。
また「結核は持続的な治療が必要で、搬出品目が感染の可能性がなく、モニタリングが持続的に可能だという点を勘案した」と伝えた。
彼らは医薬品15億ウォン、病棟建築資材3.5億ウォン、そのほか訪朝時の必要物資5000万ウォンなど総額19億ウォン相当の物資搬出申請をした。
物資は来る7月、中国船舶を利用して釜山や平沢(ピョンテク)から出発し、中国・大連を経由し、北朝鮮に運ばれる予定だ。
ユージンベル財団の関係者は韓国国籍ではないため、韓国政府に訪朝承認を受けなくてもよい。
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