米戦略爆撃機B1B=(聯合ニュース)
米戦略爆撃機B1B=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米戦略爆撃機B1Bが20日、朝鮮半島に飛来し韓国空軍との合同訓練に参加する。 韓国軍消息筋によると、2機のB1Bが韓国空軍の最新鋭戦闘機F15Kと訓練を行う。B1Bの飛来は北朝鮮の軍事的挑発の抑止に向けた米国の姿勢を示す狙いがある。 B1BはB52、B2と並ぶ米軍の3大戦略爆撃機で、米領グアムの空軍基地から最大2時間半で朝鮮半島上空に到着する。 先月1日に東海上空で韓国空軍の戦闘機と共同で訓練を行ったのに続き、同29日には北朝鮮の弾道ミサイル発射から5時間後に東海上空に現れ訓練を行った。 今回は、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官(延世大名誉特任教授)が先週末の米国での演説などで、北朝鮮が核・ミサイル開発を中断すれば「米国の戦略兵器の朝鮮半島配備と韓米合同軍事演習を縮小できる」と発言した後の展開となるため関心が集まっている。米国が文補佐官の発言にとらわれずに今後も戦略兵器を投入する意志を示したとの見方も出ている。 韓国軍関係者は「B1B出撃は韓米の訓練計画に基づく」と説明し、拡大解釈を警戒した。
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