【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が、先ごろシリアのアサド政権に対する軍事攻撃を行った米国を「国際テロの元凶」だと強く非難し、核武力を強化してきた選択が正しかったと主張した。 朝鮮中央通信は17日、米国のシリア攻撃を「反米的なシリア政府の転覆を狙った極悪非道な国家テロ行為」と非難した。米国の対テロ戦についても「反帝国主義で自主的な国をテロの主犯として追い込み、地球上から除去し、世界を制覇するための新たな変種の侵略戦争だ」と規定した。 米国こそ世界の平和と安定をかき乱す国際テロの元凶であり、米帝国主義が地球上に残っている限りほかの国と民族を抹殺するための国家テロ犯罪は今後も続くだろうと主張した。 その上で「今日の現実は(米国に対抗するために)核武力を強化してきたわれわれの選択が1000万回正しかったことをあらためて実証している」と強調し、いわゆる「自衛的核抑止力」をさらに強化する方針を明らかにした。
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