(左から)金富謙氏、金栄春氏、都鍾煥氏=(聯合ニュース)
(左から)金富謙氏、金栄春氏、都鍾煥氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国会は15日、行政自治部長官候補の金富謙(キム・ブギョム)国会議員、海洋水産部長官候補の金栄春(キム・ヨンチュン)議員、文化体育観光部長官候補の都鍾煥(ト・ジョンファン)議員(いずれも与党「共に民主党」)に対する人事聴聞報告書を採択した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領から任命状を受け取り、正式に就任する。 文大統領が外交部長官候補の康京和(カン・ギョンファ)氏の任命を強行する方針を示したことに野党が強く反発し、人事聴聞会を巡る対立が強まっていたが、現役議員の3人については野党も人事聴聞報告書の採択を拒否しなかった。 過去にも現役議員が人事聴聞会を通過できなかったケースはない。2000年に政府高官に対する人事聴聞制度が導入されて以来、25人の現役議員が人事聴聞会に臨んだが、いずれも通過している。 文政権で人事聴聞報告書が採択されたのは李洛淵(イ・ナクヨン)首相や徐薫(ソ・フン)国家情報院長らに続き、6人となった。野党は公正取引委員長候補の金尚祚(キム・サンジョ)氏の人事聴聞報告書の採択に応じなかったが、首相らを除く閣僚は国会の承認を得なく、文大統領は金氏の任命を強行している。
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