軍当局の協力を受け、殺処分作業が行われている全羅北道群山市内の農家(空軍第38戦闘飛行戦隊提供)=9日、群山(聯合ニュース)
軍当局の協力を受け、殺処分作業が行われている全羅北道群山市内の農家(空軍第38戦闘飛行戦隊提供)=9日、群山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】小規模な農家を中心に高病原性鳥インフルエンザの感染が拡大する懸念が高まっていることを受け、韓国政府は12日午前0時から25日午前0時まで、家畜取引業者による生きている鶏やアヒルなど家禽(かきん)類の流通を全面禁止する方針を決めた。 韓国政府は5日から全国の市場などで生きている家禽類の流通を禁じる措置を取ったが、禁止対象を拡大した。 また、7日から全羅北道や済州など鳥インフルエンザの感染が確認された地域で実施している家禽類の別地域への搬出禁止措置も11日から18日までの間、全国に拡大するとした。 11日までに鳥インフルエンザの感染が確認された農家は35カ所になっている。このうち、H5N8型高病原性であることが確認されたのは15カ所に上っている。 鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、11日午前0時までに18万4000羽が殺処分された。
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