【ソウル聯合ニュース】アジアサッカー連盟(AFC)は9日、先月31日に埼玉スタジアムで行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦の済州ユナイテッド(韓国)―浦和レッズ(日本)戦で3人の退場者を出した済州に対し重い処分を科した。チョ・ヨンヒョンに6カ月の出場停止と罰金2万ドル(約221万円)、浦和の阿部勇樹に肘打ちを見舞って一発退場となったペク・ドンギュに3カ月の出場停止と罰金1万5000ドル、クォン・ハンジンに2試合出場停止と罰金1000ドル、チームに罰金4万ドルをそれぞれ科した。済州側は処分を不服として異議を申し立てることを決めた。 済州の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「AFCから処分の内容を8日に伝えられた。処分が重すぎると判断し、韓国プロサッカー連盟と共に手続きを取っている」と明らかにした。 チョ・ヨンヒョンの処分が最も重くなった理由についてAFCは「レッドカードを受けた後に審判対し激しく抗議し、退場処分を受けた後も審判に物理的な威嚇を加えた」と説明した。 済州関係者は「試合当時、審判の判定が公平ではなかった。また浦和側がベンチに向けて、あざけるようなジェスチャーを取り、乱闘を誘発した。このような背景を考慮せずに重い処分を決めたことに当惑している」と話した。 AFCは浦和にも2万ドルの罰金を科している。
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