【世宗聯合ニュース】韓国政府は5日、南西部の全羅北道・群山から始まったとみられる鳥インフルエンザ(AI)が鶏・アヒルなど家禽(かきん)類に致命的なH5N8型高病原性AIであることが最終確認されたことを受け、李洛淵(イ・ナクヨン)首相の主宰で関係閣僚会議を開き、6日午前0時からAIの危機警報を最も高い「深刻」レベルに引き上げることを決めた。 また関係者や関係車両の一斉消毒を行うため、7日0時から24時間、全国すべての家禽(かきん)類農家と関係者を対象に一時移動中止命令を発令する。 危機警報が最も高い「深刻」に引き揚げられたことで、農林畜産食品部の「AI防疫対策本部」は政府レベルの「AI中央事故収拾本部」に転換され、全国すべての地方自治体に地域災害安全対策本部が設置される。  防疫も大幅に強化され、7日から全国の家禽類農家に対し、週1回一斉消毒が実施される。 防疫当局が必要と判断すれば、食肉処理場や飼料工場など畜産関連の施設などにも暫定的な閉鎖措置が実施される。
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