文大統領は北朝鮮のミサイル発射にNSC開催を指示した(イメージ)=(聯合ニュース)
文大統領は北朝鮮のミサイル発射にNSC開催を指示した(イメージ)=(聯合ニュース)
◇北朝鮮またも弾道ミサイル 文大統領がNSC開催指示 韓国軍合同参謀本部は29日、「北がきょう午前5時39分ごろ、江原道・元山付近から東へ何らかの飛翔体を発射した」と明らかにした。弾道ミサイルとみられる。「スカッド系と推定され、飛行距離は約450キロ」とした。韓米で分析中だという。報告を受けた文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国家安全保障会議(NSC)常任委員会の開催を指示した。北朝鮮は国際社会の圧力にもかかわらず、核・ミサイル開発継続の意思を鮮明にしている。◇国会情報委員会 きょう国家情報院長候補の人事聴聞会 国会情報委員会は29日、情報機関トップの国家情報院長に指名された徐薫(ソ・フン)元国家情報院第3次長に対する人事聴聞会を開く。新政権の閣僚級の人事聴聞は、首相候補の李洛淵(イ・ナクヨン)前全羅南道知事に続き2人目。与野党は徐氏について情報機関トップとしての資質や能力、個人の道徳性などを検証する。◇韓国経済官庁のトップ 平均在任期間が1年強 盧泰愚(ノ・テウ)政権(1988年~93年)から前政権の朴槿恵(パク・クネ)政権まで、経済を総括する官庁(6官庁、現在は企画財政部)のトップの平均在任期間は410日だった。29年間で39人が交代している。こうした在任期間は長期的な観点で韓国経済を率いるには短すぎ、いつ交代か分からないため政策の一貫性を保ちにくく、短期的な成果を求める傾向を生んでいると指摘される。専門家らは、文政権初代の経済副首相兼企画財政部長官候補に指名された金東ヨン(キム・ドンヨン)亜洲大総長に2年以上の任期を保障すべきだと提唱する。◇真夏の暑さ 内陸部で最高気温が30度超 29日は内陸部の日中の最高気温が30度を超え、真夏のような暑さになる見通しだ。気象庁は大邱や慶尚南道、慶尚北道の気温が33度以上に上がるとみている。この暑さは明日まで続き、夜との気温差に注意する必要がある。◇元駐韓日本大使 日本で「嫌韓」著書 元駐韓日本大使の武藤正敏氏の著書「韓国人に生まれなくてよかった」が日本で6月1日に出版される。悟空出版の内容説明によると、武藤氏は「北朝鮮クライシスのこの期に及んで、韓国人は親北反日の文在寅を大統領に選んでしまった。私が会ったとき、彼は北朝鮮のことしか頭になかった」とし、経済政策に失敗すれば反日政策をとるだろうと主張した。武藤氏は2010年8月から2年2カ月、駐韓大使を務めた。◇韓国の飲酒量 OECD加盟国の中下位に 経済協力開発機構(OECD)によると、2013年時点で韓国の15歳以上の年間アルコール消費量は1人当たり8.9リットルで、OECD加盟国34カ国中22番目だった。韓国は1980年代初めまで指折りの「飲酒大国」だったが、最近はOECD加盟国で中下位となっている。景気の停滞や職場の飲み会などの変化が影響したとみられる。◇若い女性の体型が二極化 肥満か低体重 20~30代の女性は肥満体型と低体重の二極化が進んでいることが29日、ソウル峨山病院の調査で分かった。1998年から2012年までの国民健康栄養調査に参加した19~39歳の成人1万9218人を対象に、低体重、肥満、腹部肥満の有病率と生活習慣の変化を分析した。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0