金融通貨委員会で発言する韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁=25日、ソウル(聯合ニュース)
金融通貨委員会で発言する韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は25日、定例の金融通貨委員会後に発表した金融政策方向に関する議決文で、韓国経済について「消費の増加ペースは依然不十分ながら、輸出と投資が持ち直したことで成長の勢いが強まった」と診断した。輸出と投資の増加傾向は今後もしばらく続くと見込み、今年の韓国の国内総生産(GDP)成長率が4月の予測を上回るとの見方を示した。 韓銀は4月13日、韓国の今年の成長率見通しを2.5%から2.6%に引き上げた。7月に発表する経済見通しで予測値をさらに引き上げると予想される。 今後の金融政策について、韓銀は「国内経済の成長の勢いはやや強まるものの、需要面での物価上昇圧力は大きくないと見込まれるため、緩和的な政策を維持していく」とした。 韓銀はこの日の金融通貨委員会で、政策金利を年1.25%で据え置くことを決めた。据え置きは11カ月連続。
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