◇北朝鮮への人道支援規模 政権により大きな差 文在寅(ムン・ジェイン)政権が韓国民間団体による北朝鮮への人道的支援を機に南北関係の改善に乗り出す構想と分かり、歴代政権の支援規模に関心が集まっている。統一部が24日までにまとめた今年の統一白書によると、融和政策を取った盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権は5年目の2007年に4397億ウォン(約437億円)相当の人道支援を行った。これは保守政権の朴槿恵(パク・クネ)政権4年目の昨年(29億ウォン)の152倍にあたる。◇首相に指名された李洛淵氏 きょうから国会人事聴聞会 文大統領が新首相に指名した李洛淵(イ・ナクヨン)氏に対する国会人事聴聞会が24、25の両日開かれる。与野党は26日に聴聞会の経過報告書を採択、29日または31日の国会本会議で首相任命同意案を採決にかける計画だ。◇鶏卵・鶏肉価格の安定へ 必要なら政府が備蓄放出 農林畜産食品部は24日、鶏卵と鶏肉の価格変動を見守った上で、必要な場合は備蓄を大量に放出する計画を明らかにした。昨秋から感染が広がった高病原性鳥インフルエンザは収まったものの、鶏卵と鶏肉の価格が上がっているため。政府は来月初めの約2週間、農協を通じ400万~500万個の鶏卵を市販価格より30%以上安く供給し、市場の安定化を図る計画だ。◇検察改革 幹部が多数辞任し弁護士に転身か 文在寅政権が人事刷新を通じた検察改革に乗り出した。検察幹部の辞任が相次ぐとの見方もあり、法曹界は弁護士として開業する元検察幹部が増えるとみる。業界は司法界の人事刷新の可能性も注視している。◇韓国の起業家精神低く OECDで下位 中小企業の経営環境に関する経済協力開発機構(OECD)の最新の報告書で、韓国の起業家精神の低さが明らかになった。起業チャンスの認識で、韓国は調査対象の34カ国のうち33番目だった。◇歯石除去受ける患者が4年前の3倍に 保険適用で 2013年7月に歯科での歯石除去に健康保険が適用されて以降、歯石除去を受ける患者が増加している。健康保険審査評価院によると、歯石除去を受けた患者は昨年1080万2885人で、健康保険適用前の2012年の約3倍に増加した。
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