【世宗聯合ニュース】韓国環境部の国立環境科学院と中国環境科学研究院は23日、大気汚染の原因である粒子状物質(PM10)の中国における発生原因究明と発生量の低減を目指す「韓中共同研究団」の専門家ワークショップを北京で開催する。PM10の低減に向けた研究協力を強化するとともに、8月下旬に韓国で開催予定の韓中日環境相会合の準備を行う予定だ。 韓中はワークショップで、今年から共同で実施する中国北部での大規模大気測定の細部計画を発表し、専門家による討論を行う。 また、共同研究団に加わっている韓国の大学教授がこの2年間の共同研究結果などを説明する。このほか、韓国の研究者が中国・華北地域の排出原因分析、韓中のPM10予報モデルの改善に向けた研究計画などを発表する。 韓中共同研究団は、2014年7月の韓中首脳会談で交わされた覚書に基づき、大気汚染の原因究明および予報モデルの改善を目指して翌年6月に中国環境科学研究院に設置された。現在は両国の大気分野の専門家5人ずつ、計10人で構成されている。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0