ケネディ空港で記者団の質問に答える康氏=21日、ニューヨーク(聯合ニュース)
ケネディ空港で記者団の質問に答える康氏=21日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が外交部長官候補に康京和(カン・ギョンファ)国連事務総長特別補佐官を指名したことを受け、外交部は国会人事聴聞会の準備に着手した。同部当局者は「来月末、韓米首脳会談も開かれるため、できる限り迅速に進める予定」と述べた。 康氏の人事聴聞要請書は近く、国会に提出される見通しだ。要請書が提出されれば、国会は20日以内に聴聞の手続きを終えなければならない。遅くても来月中旬には康氏の人事聴聞会が開かれるとみられる。 6月末には米ワシントンで文大統領の就任後初めて、トランプ米大統領との首脳会談が開催される予定で、韓国政府は会談前に外交部長官任命の手続きを終える方針だ。 康氏は数日内に滞在している米国から帰国するようだ。 人事聴聞会では康氏の娘の二重国籍問題、北朝鮮の核問題と主要4カ国(米中日ロ)との外交分野で経験が少ないことなどが争点になるとみられる。 康氏は21日(現地時間)、ニューヨークのケネディ国際空港で記者団に対し、最優先課題に北朝鮮の核問題を挙げ、「直接関わった経験はないが、北の核問題が朝鮮半島を超え、国際社会の大きな懸案となっており、国連でも頻繁に取り上げられている」として、「自分なりに(北朝鮮の核問題の解決などに)貢献したい」と述べた。
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