文在寅大統領(左)とトランプ大統領は来月末に初会談を予定している=(聯合ニュース)
文在寅大統領(左)とトランプ大統領は来月末に初会談を予定している=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の関係者は18日、記者団に対し、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題と関連し「韓米首脳会談を前に何らかの立場を取れば会談で不利になる」と述べた。 別の青瓦台関係者は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が選挙戦で配備を議論の対象とし、再検討すると公約したことについて、「文大統領はそうした手続きが必要だと述べ、手続きを踏むべきだと考えているが、相手にそれを理解させるプロセスが必要だ」と述べた。THAAD問題は「国会が批准や同意をすべき部分であり、時間がかかる」とも説明した。 こうした発言は、文政権による配備の再検討が韓米首脳会談の前に終わらないことを示唆したものと受け止められる。そのため、来月末に予定されている文大統領とトランプ大統領の初会談では、THAAD問題について両国の基本的立場のみを確認することになりそうだ。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0