10日、電話会談を行う文大統領(右)とトランプ大統領(青瓦台提供)=(聯合ニュース)
10日、電話会談を行う文大統領(右)とトランプ大統領(青瓦台提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は文在寅(ムン・ジェイン)政権発足から約1カ月半後の6月末に米ワシントンで首脳会談を行うことで合意した。韓国歴代政権で行われた米国との初首脳会談のうち、最短で開催される会談になりそうだ。 朴槿恵(パク・クネ)前政権では政権発足から約2カ月半後に、李明博(イ・ミョンバク)政権では約2カ月弱で米国との初の首脳会談が行われた。 文大統領は就任演説で「必要なら直ちにワシントンに飛ぶ」と述べ、米国との首脳会談の早期開催に意欲を示していた。 両国が早期の首脳会談開催で合意したのは朝鮮半島を巡る喫緊の課題が山積しているためとみられる。 文大統領は北朝鮮の核問題をはじめ、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題、韓米自由貿易協定(FTA)の再交渉など、多くの課題を抱えて就任した。 朴前大統領の弾劾と罷免により、約5カ月間続いた首脳外交の空白も一日も早く終わらせたい考えだ。
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