金検事総長(資料写真)=(聯合ニュース)
金検事総長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、検察のトップ、金秀南(キム・スナム)検事総長の辞表を受理する方針だ。青瓦台(大統領府)の尹永燦(ユン・ヨンチャン)国民疎通首席秘書官が明らかにした。 金氏は11日に辞意を表明していた。 金氏の任期は今年12月までだが、新政権の発足に合わせ、文大統領が検察改革に総力を挙げられるよう、辞意を固めたとみられる。文大統領は選挙期間中、検察の改革に強い意欲を示していた。 文大統領は11日、検察などの司法機関を総括する民政首席秘書官に検察出身者ではない改革派の法学者、チョ国(チョ・グク)ソウル大法学専門大学院教授を任命した。チョ氏は記者会見で、「韓国の検察は起訴権と捜査権を独占するなど、強力な権限を持っているが、その権力を厳正に使用したのかについては疑問がある」と批判。来年6月の統一地方選挙前までに検察改革などを終える方針を明らかにした。
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