FCソウルとの”日韓戦”控える浦和ペトロヴィッチ監督 「1年前の敗戦、取り返す」

浦和レッズは9日、ソウルワールドカップ競技場で公式記者会見を開いた。

　10日午後、同会場でおこなわれる2017アジアサッカー連盟（AFC）チャンピオンズリーグF組・組別リーグ最終戦でFCソウルとの試合を控えた浦和は9日、記者会見を通して必勝を誓った。

　ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「我々をはじめ、同じ組に属するチームはレベルが高いチームだ。よって、どのチームがベスト16に進んでもおかしくはなかった」とし、「ただし問題は、昨年我々はこの場所でPK戦の末、ベスト8進出が途絶えてしまった。その敗戦を取り返さなければならない。必ず、今回の試合でベストを尽くして勝利したい」と心境を明かした。

　ベスト進出が確定している状況で、事実上、意味がないように思える今回の真っ向勝負について「サッカーという勝負の世界では、必ず勝たなければならない。勝利は最優先。ライバルチーム間の対決はし烈なものになる。プライドをかけて、試合が展開されることを望む。直近の2連敗で、疲労がマックスになっている選手もいるが、その中でベストコンディションの選手を投入する計画だ。試合に出場する選手たちは、自身の能力をうまく発揮してほしい」と語った。