【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した4月末現在の外貨準備高は3765億7000万ドル(約42兆1871億円)で、前月末に比べ12億7000万ドル増加した。昨年9月に記録した3777億7000万ドルに次ぐ、過去2番目の規模となった。  外貨準備高は今年1月に小幅増加し、2月に再び減少、3月からは2カ月連続で増加するなど、ドル相場に連動して変動している。 今回増加したのはドル安により、ユーロやポンドなどドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増加したため。 項目別では有価証券が3393億2000万ドルで前月比10億5000万ドル減少した。国際通貨基金(IMF)リザーブポジションは17億4000万ドルで1000万ドル減少した。 預金は277億7000万ドルで前月比23億1000万ドル増加した。IMF特別引き出し権(SDR)は29億5000万ドルで2000万ドル増加した。 金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。 韓国の外貨準備高は3月末時点で世界8番目の規模だ。1位は中国の3兆91億ドルで、日本(1兆2303億ドル)、スイス(7304億ドル)、サウジアラビア(5086億ドル)と続いた。
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