米戦略爆撃機B1B(資料写真)=(聯合ニュース)
米戦略爆撃機B1B(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の消息筋は2日、米領グアムの空軍基地を飛び立った2機の米戦略爆撃機B1Bが1日正午ごろ朝鮮半島東の東海上空に飛来し、韓国空軍の戦闘機と共同で訓練を行い、さらに米原子力空母カール・ビンソンの艦載機とも訓練を実施したと伝えた。 東海上空での訓練を終えた2機は韓国北部の京畿道・抱川にある軍の訓練場に移動し、有事の際の北朝鮮への精密爆撃能力を高めるため演習弾投下などの訓練を行ったとされる。B1Bは2、3時間ほど朝鮮半島で訓練したという。 B1Bが非公開で朝鮮半島に飛来し、爆撃訓練などを実施した背景には、北朝鮮に圧力をかけ、軍事挑発や核実験、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの戦略的挑発を抑え込む狙いがあるとみられる。B1Bは米軍の3大戦略爆撃機の一つで、一度の出撃で大量の爆弾を投下する能力を備えており、北朝鮮は同機の朝鮮半島派遣に敏感な反応を見せている。 北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、B1Bが前日に朝鮮半島上空に展開され、「核爆弾投下訓練」を実施したと報じ、米国を非難した。
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