＜サッカー＞中国・江蘇蘇寧、「チェ・ヨンス監督の更迭はない…チーム全体の責任」

中国スーパーリーグの江蘇蘇寧がチェ・ヨンス監督の留任を決定し、力を加えた。

　中国メディアは「24日午後、江蘇蘇寧がチェ・ヨンス監督を更迭せず、今の態勢で続けていくと発表した。クラブの親会社である蘇寧グループの会長が直接選手団と会った後、このような決定を下した」と25日、報道した。

　昨シーズンスーパーリーグの準優勝チーム江蘇蘇寧は今シーズンリーグで不振に陥った。去る21日に行われたリーグ第6節広州富力との試合で1-2と逆転負けし、まだ1勝もできていない状況だ。現在、江蘇蘇寧は2分4敗（勝ち点2）で最下位の16位に留まっている。

　4連勝し16強進出をすでに確定したアジアサッカー連盟（AFC）チャンピオンズリーグの姿とは全く異なる成績である。

　これに中国メディアでは去る23日「江蘇蘇寧がチェ・ヨンス監督を更迭し、新しい監督を就任する方針」と伝えていた。

　しかし蘇寧グループの会長は選手団を訪問し「今の問題はチーム全員の責任だ。一緒に解決しなければならない」とし「早めにチェ・ヨンス監督がチームを整備して良い姿を見せてくれることを願っている。シーズンはまだ始まったばかりだ」と今後に期待した。

　続けて「私たちはリーグだけでなくFAカップ、アジアサッカー連盟チャンピオンズリーグも戦わなければならない。目標通り、引き続きさらにいい成績を出してほしい」と付け加えた。