統一部に入る長嶺大使(中央)=19日、ソウル(聯合ニュース)
統一部に入る長嶺大使(中央)=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は19日、長嶺安政・駐韓日本大使が同部を訪れ、金炯錫(キム・ヒョンソク)次官と面会し、朝鮮半島情勢や両国の協力策などについて意見交換したと明らかにした。 面会は同日午後3時から約1時間行われた。北朝鮮の核・ミサイル挑発が両国に対する直接的な脅威となっており、挑発を抑止して北朝鮮を変化させることが共通の関心事であることを確認するとともに、両国の協力が重要との認識で一致したという。 長嶺大使は10日に外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官、18日に国防部の黄仁武(ファン・インム)次官とも面会している。 同大使は釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置されたことに対する日本政府の対抗措置で1月9日に一時帰国したが、今月4日に帰任した。 帰任後、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相や洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官、韓民求(ハン・ミング)国防部長官らとの面会を要請したが、韓国政府は外交慣例や国民感情などを考慮し、各官庁の次官との面会で応じることにした。
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