”韓国戦”ないU-20W杯・仁川競技、チケット売行きが低調(提供:news1)
”韓国戦”ないU-20W杯・仁川競技、チケット売行きが低調(提供:news1)
来る5月20日から6月11日まで、韓国6都市で開かれる「FIFA U-20ワールドカップ大会」の仁川(インチョン)競技入場券の販売量が伸び悩んでいる。

 18日、仁川市によるとこの日基準で、U-20ワールドカップ・仁川競技入場券の販売量は、わずか3027枚に留まっている。

 最も好調な売れ行きをみせる全州(チョンジュ)競技の2万8831枚と、水原(スウォン)競技の2万8234枚に比べると、非常に”惨めな成績”だ。また、天安(チョンアン)は1万7337枚、済州(チェジュ)は9151枚、大田(テジョン)は8062枚の順だ。

 仁川競技の入場券販売がここまで低調なのは、”韓国戦”が仁川でおこなわれず、また仁川で試合をおこなう出場国がサッカーにおいて”不人気国”である点が理由として挙げられる。

 U-20韓国代表は5月20日、ギニアを相手に全州で開幕戦に臨んだ後、23日にアルゼンチン(全州)、26日にイングランド(水原)と組別予選リーグを戦う。

 韓国が組1位でベスト16に進出した場合は全州で、2位で進出した場合は天安で試合が予定されており、さらに3位の場合は済州または大田でベスト16に臨む。以降、ベスト8から決勝戦は全て仁川以外の他地域で開かれるため、今大会で韓国代表が仁川で試合することは一度もない。

 一方、仁川競技はエクアドル・米国・サウジアラビア・セネガルが含まれる組Fの組別予選(5月22日、25日)4試合と、ポルトガル・イラン・ウルグアイ・南アフリカ共和国の組Cが組別予選(5月27日)2試合をおこなう。

 このうち、直近のFIFAランキングで10位圏内に入った国はポルトガル(8位)のみ。ウルグアイ(15位)を除いたその他の国家は、全て20位圏外の国家だ。

 仁川市の関係者は「韓国戦の有無によって、入場券の販売量も大きな差が出ている」とし、「公務員などを対象に、団体観覧を促す計画」と明かした。

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