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サムスン電子 過去2番目の営業益=半導体の好調続く
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は7日、1~3月期の本業のもうけを示す営業利益が9兆9000億ウォン(約9700億円)になる見通しだと発表した。前年同期に比べ48.2%増加し、四半期ベースで過去最高だった2013年7~9月期(10兆1600億ウォン)に次ぐ高水準を記録する見込みだ。市場予想の平均(9兆3702億ウォン)も約5000億ウォン以上上回る。半導体の好調が追い風となった。 1~3月期の売上高は前年同期比0.4%増の50兆ウォンと見込まれた。営業利益率は19.8%で、前年同期から6.5ポイント上がる。 事業部門別の業績予想は明らかにされていないが、業界は半導体部門がけん引したとみている。証券会社によると、昨年後半に半導体がスーパーサイクル(長期好況)に入っており、サムスン電子の半導体部門の営業利益は今年1~3月期に5兆ウォン以上、最大で6兆ウォン台に達すると予測される。同部門は昨年10~12月期に四半期ベースで最高の4兆9500億ウォンを計上したが、これを優に上回る見通しだ。 さらに4~6月期は、「ギャラクシーノート7」の生産中止で苦戦していたスマートフォン部門が新製品「ギャラクシーS8」の発売で持ち直し、全体の業績が上向くとの期待も強い。