金寛鎮・国家安保室長=(聯合ニュース)
金寛鎮・国家安保室長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は5日、金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、北朝鮮がこの日朝に発射した弾道ミサイルを分析するとともに対応方向を協議した。青瓦台は会議結果に関する報道資料で「核実験など北によるさまざまな形態の挑発の可能性を点検し、北がさらなる挑発に出れば強力に対応することにした」と伝えた。 韓国政府は、北朝鮮核問題が主要議題の一つとなる米中首脳会談(6~7日)を目前に控えてのミサイル発射だったことに注目し、北朝鮮がさらなる挑発に出る可能性を注視している。北朝鮮が米中首脳会談、平壌での最高人民会議(国会に相当)開催(11日)、故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日(15日)などに合わせ、過去とは異なる規模で6回目となる核実験を実施する可能性が高いとの観測にも留意しているようだ。 北朝鮮はこの日午前6時42分ごろ、東部の咸鏡南道・新浦付近から東海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。
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