北、米中首脳会談の前日にミサイル挑発=60km飛行、”失敗”と推定
北、米中首脳会談の前日にミサイル挑発=60km飛行、”失敗”と推定
米国のトランプ大統領と習近平・中国国家主席の首脳会談を翌日に控え、北朝鮮が日本海に向けて再び、ミサイルを発射し挑発を強行した。

 ことしに入り4回目となるミサイル挑発で、先月22日に江原道(カンウォンド)・元山(ウォンサン)飛行場付近からミサイル1発を発射して以降、14日ぶり。当時、ミサイルは発射直後に爆発し、失敗したことが韓国軍によって把握されていた。

 韓国合同参謀本部は5日、「北朝鮮がきょう午前6時42分ごろ、咸鏡南道(ハムギョンナムド)・新浦(シンポ)付近日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射。飛行距離は約60キロ」と明かした。

 この日北朝鮮が発射したミサイルの飛行距離は約60キロにすぎず、発射後、数十秒以内に爆発。これは失敗と分析される。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試験発射した可能性もあると見られている。

 なお、今回のミサイル発射と関連し、米北首脳会談を翌日に控えて米国への圧迫、または存在感を示す狙いがあるものと分析される。

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