ことしに入り4回目となるミサイル挑発で、先月22日に江原道(カンウォンド)・元山(ウォンサン)飛行場付近からミサイル1発を発射して以降、14日ぶり。当時、ミサイルは発射直後に爆発し、失敗したことが韓国軍によって把握されていた。
韓国合同参謀本部は5日、「北朝鮮がきょう午前6時42分ごろ、咸鏡南道(ハムギョンナムド)・新浦(シンポ)付近日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射。飛行距離は約60キロ」と明かした。
この日北朝鮮が発射したミサイルの飛行距離は約60キロにすぎず、発射後、数十秒以内に爆発。これは失敗と分析される。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試験発射した可能性もあると見られている。
なお、今回のミサイル発射と関連し、米北首脳会談を翌日に控えて米国への圧迫、または存在感を示す狙いがあるものと分析される。
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