昨年2月の「チョンム」実射訓練(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年2月の「チョンム」実射訓練(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍は4日、北朝鮮の挑発拠点を焦土化する能力を持つ新型多連装ロケットシステム(MLRS)「チョンム」の実射訓練の様子を公開した。北朝鮮による核・ミサイル挑発が近いとの見方がある中、公開訓練で北朝鮮をけん制した。 陸軍によると、前線5軍団の砲兵部隊と海軍はこの日、江原道沖の東海で合同の海上実射訓練を実施した。チョンム、口径130ミリの多連装ロケット砲、K9自走砲、偵察用無人機、哨戒艦などが投入された。チョンムが実戦配備された2015年以降、公開の実射訓練を行ったのは今回が初めて。 チョンムは車両型の移動式発射台で、約360発のロケット弾を発射。ロケット弾は40キロほど離れた目標に命中した。チョンムの射程は最大80キロで、自動化されたシステムで60秒以内に12の目標にロケット弾12発を撃ち込むことができる。
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