中小企業庁(資料写真)=(聯合ニュース)
中小企業庁(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のスタートアップ企業「ドット(dot)」が、東京で開かれた起業家のイベント「SLUSH(スラッシュ) TOKYO 2017」の事業案を競い合うコンテストで優勝したと、韓国中小企業庁が31日伝えた。 2008年にフィンランドで始まり欧州最大規模の起業家支援イベントに成長したスラッシュは、アジアのスタートアップ市場の拡張を目的に15年に日本で初めて開催された。今年は29~30日に東京で開催され、約5000人が参加した。 韓国から参加した9社のうち4社が本選に進出し、点字スマートウオッチを発表したドットが世界各国の企業を退けて優勝した。優勝賞金は1000万円。 審査委員の1人は「他の参加企業と比べて製品が差別化されている点を高く評価した」とし、「製品に対する情熱、市場規模の大きさ、世界を変化させようとする強力な意志が印象的だった」と語った。 ドットのキム・ジュユン代表は、「世界を変える新しいアイデアを発表する機会を得たことに感謝する」と受賞の感想を述べた。 今回の優勝を機に、韓国政府は今後も「テッククランチ」「マスチャレンジ」など有名なグローバル創業コンテストにスタートアップ企業が参加できるよう積極的に支援する計画だ。
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