令状審査のためソウル中央地裁に到着した朴槿恵氏=30日、ソウル(聯合ニュース)
令状審査のためソウル中央地裁に到着した朴槿恵氏=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】収賄などの容疑で逮捕状が請求された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が30日午前、逮捕状発付の可否を決める令状審査が行われるソウル中央地裁に到着した。報道陣から「収賄容疑を認めるか」などの質問が飛んだが、何も答えなかった。審査を前にプレッシャーを感じているためとみられる。 朴氏は今月12日、憲法裁判所の罷免決定で失職したことを受けて青瓦台(大統領府)からソウルの自宅に戻った際、「時間がかかるだろうが、真実は必ず明らかになると信じている」と述べ、憲法裁の決定に不服を示したとも指摘されていた。 だが、21日に容疑者として聴取を受けるためソウル中央地検に出頭した際には「国民の皆さんに申し訳ない。誠実に聴取に臨む」と述べるにとどめた。
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