全羅道で実施された共に民主党の予備選。左から李氏、崔星(チェ・ソン)高陽市長、文氏、安氏=27日、光州(聯合ニュース)
全羅道で実施された共に民主党の予備選。左から李氏、崔星(チェ・ソン)高陽市長、文氏、安氏=27日、光州(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】5月9日に実施される韓国大統領選の各党の公認候補選びが今週から本格化する。 朴槿恵(パク・クネ)政権で与党だった「自由韓国党」(旧セヌリ党)は31日、党大会で公認候補を選出する。4人が立候補しており、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶尚南道知事が優位を占めている。 朴氏と距離を置くセヌリ党の非主流派が結成した「正しい政党」は28日に公認候補を決定する。劉承ミン(ユ・スンミン)国会議員と南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事の一騎打ちとなっている。 最大野党の「共に民主党」は27日、公認候補選びに向けた全羅道での予備選の結果を発表する。初めて行われる予備選であることに加え、同党の支持基盤のため、今後の予備選を左右する最大の分水嶺になるとみられる。各種世論調査で支持率トップを走る文在寅(ムン・ジェイン)前代表と安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事、李在明(イ・ジェミョン)城南市長の事実上の三つどもえとなっている。4月3日まで予備選を行い、合計で過半数を得票した候補者が出れば公認候補が決まる。決戦投票に持ち込まれる場合は8日に決定される。 「国民の党」は全羅道で25~26日に実施された予備選で安哲秀(アン・チョルス)前代表が圧倒的な首位を占め、公認候補に選ばれる可能性が高くなった。各地域で予備選を行い、4月4日に公認候補が決定される見通しだ。
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