相談サービスの様子(ソウルグローバルセンター提供)=(聯合ニュース)
相談サービスの様子(ソウルグローバルセンター提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】ソウル市の外国人支援機関・ソウルグローバルセンターが、平日昼間の訪問が困難な外国人住民のために週末に開いている「出張相談サービス」が好評だ。 同センターによると、ソウル・鐘路区で12日に開催された相談会に数百人のフィリピン出身の移住民が集まり、約900件の相談を受けた。 この日は弁護士と労務士をはじめ、ソウル出入国管理事務所、国民年金管理公団、保険会社、通訳、ボランティアなどが参加し、相談サービスを提供した。 ソウルグローバルセンターの関係者は「今年に入って初めてサービスを行ったからか、普段より利用者が多く反応も良かった」と述べ、「特に(外国人労働者の退職金に当たる)出国満期保険と、国民年金に関する質問が多かった」と説明した。 同センターは、2009年から1カ月に2回のペースで外国人が多く居住する地域を回り、出張相談サービスを行ってきた。今年は3月から11月までの週末に計15回実施する予定だ。 携帯電話や超高速通信網の解約などに伴う被害事例が少なくないという指摘により、昨年韓国情報通信振興協会と協定を結び、通信被害に関する相談も受け付ける。 4月以降の開催場所など、問い合わせは電話02-2075-4136。
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