米下院のロイス外交委員長(左)と会談する尹長官=22日、ワシントン(聯合ニュース)
米下院のロイス外交委員長(左)と会談する尹長官=22日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】米国を訪問中の韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は23日(現地時間)、在米韓国大使館で記者懇談会を開き、「米国も北の核とミサイル脅威をいつになく直接的で差し迫った脅威とみているため、可能な全ての手段を検討しなければならないとの観点から話が出ている」と述べた。ただ、「この時点で特定のオプション(選択肢)について予断する必要はない」とも話した。 また、「どのような方向に進むとしても、韓米間で緊密な調整が行われると思う」として、「韓国を驚かせるようなことはないのではないかと考えている」と強調した。 尹長官はトランプ米政権の対北朝鮮政策に対する精査が最終段階に入ったとして、「オバマ政権は任期末に強い立場を取ったが、トランプ政権はそれでは足りないとみているようだ」との見解を示した。
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