海洋水産部が珍島郡庁で緊急記者会見を行った=23日、珍島(聯合ニュース)
海洋水産部が珍島郡庁で緊急記者会見を行った=23日、珍島(聯合ニュース)
【珍島、世宗聯合ニュース】韓国海洋水産部は23日午後10時に珍島郡庁で緊急記者会見を開き、2014年4月に南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号の引き揚げ作業について、「左舷船尾のランプ部分がバージ船が引っかかり、切断作業を行っている」と明らかにした。 同部と引き揚げを担う中国企業の上海サルベージは午後8時からダイバーによるランプの切断作業を行っている。 同部によると切断作業は24日午前まで続く見込みだ。 セウォル号は同日午後5時までに海面上8.5メートルの高さまで引き揚げられたが、ワイヤーで引き揚げを行うバージ船と船体の一部が接触する事態が発生し、作業が中断していた。 当初は同日午前11時までに目標とする海面上13メートルまで引き揚げる予定だったが、午前にも一時作業が中断しており、予定が大きくずれ込む見込みだ。
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