22日午前、収賄容疑などで検察の事情聴取を受け、帰宅する朴槿恵氏=(聯合ニュース)
22日午前、収賄容疑などで検察の事情聴取を受け、帰宅する朴槿恵氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府公職者倫理委員会が23日公表した高官の財産に関する定期申告資料によると、昨年12月末現在の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の財産は不動産や預金などを合わせ37億3820万ウォン(約3億7000万円)で、前年に比べ2億1896万ウォン増加した。大統領就任(2013年2月)後、毎年2億~3億ウォンずつ増加し、在任中の約4年間で11億7900万ウォン増えた。 朴氏は今月10日、憲法裁判所の罷免決定により失職したが、資料は昨年12月31日を基準に作成されたため、申告対象に含まれた。 朴氏は任期満了で退任していれば月当たり約1200万ウォン程度の年金を受給する見込みだったが、罷免されたことでこの待遇は受けられなくなった。代わりに国民年金を受給するとみられる。
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