握手を交わす金氏(右)とユン氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす金氏(右)とユン氏=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める金ホン均(キム・ホンギュン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と米国首席代表のジョセフ・ユン国務省北朝鮮担当特別代表は22日、ソウルで会談し、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射など新たな挑発行為に乗り出した場合は両国が連携の下、懲罰的措置を取る方針で一致した。 外交部によると、両代表は相次ぐミサイル発射などの北朝鮮の挑発を批判した。その上で、一連の挑発は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が新年演説で言及したICBMの発射実験など、新たな挑発の前兆とみることができるとの見解を共有した。 また、北朝鮮の外貨収入源を遮断する重要性について認識を共有し、さらなる外交的、経済的孤立を通じた北朝鮮への圧力強化に向け連携を続けることで一致した。 今は、非核化対話を拒み核やミサイルによる挑発を続ける北朝鮮と対話するときではなく、持続的に圧力を強化することで北朝鮮の考え方を変化させていくときだとの認識も確認した。 北朝鮮の非核化進展に向けた中国の建設的な役割を確保するため、中国側との意思疎通を強化していくことでも一致した。
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