米爆撃機B1B(米空軍提供)=(聯合ニュース)
米爆撃機B1B(米空軍提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は22日、米空軍の長距離戦略爆撃機B1Bが朝鮮半島に展開され、同日行われた韓米空軍の合同訓練に参加したと伝えた。B1Bは1機で、韓国空軍の戦闘機と編隊を組んで爆撃訓練を実施し、核・ミサイル開発で挑発を続ける北朝鮮に強い警告メッセージを送った。 B1BはB52、B2と並ぶ米軍の3大戦略爆撃機で、敵地を絨毯(じゅうたん)爆撃できる広範囲な破壊力を備えている。最大搭載量は機内が34トン、翼を含めた機外が27トンに達し、一度の出撃で大量の爆弾を投下できる。B52、B2とは違い核爆弾は搭載しない。最高速度はマッハ1.2で、高速で敵の戦闘機をかわして敵地を爆撃するのに最適な戦闘機と評価される。 米軍は15日にも2機のB1Bを朝鮮半島に展開しており、7日ぶりの再派遣で北朝鮮に武力を強く誇示したとみられる。朝鮮戦争中に米軍の爆撃で多大な被害を受けた北朝鮮は、米長距離戦略爆撃機が朝鮮半島上空に派遣されるたびに敏感な反応を見せてきた。 米軍はB1B以外にも原子力空母のカール・ビンソンや原子力潜水艦のコロンバスを相次ぎ朝鮮半島に派遣し、北朝鮮の重要施設に対する攻撃訓練を実施した。
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