【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発する中国で反韓感情が高まっていることを懸念し、中国への修学旅行を取りやめる韓国の学校が続出している。 韓国教育部は22日、中国への修学旅行を計画していた小中高校87校のうち44校が行き先を変更したと明らかにした。残り43校のうち35校も行き先の変更を検討している。 同部は修学旅行の安全対策に関連し、昨年12月に各学校に対し、特別な目的がある場合を除き海外への修学旅行をできるだけ自粛するよう要請していた。 海外への修学旅行自粛は毎年勧告しているが、THAADの韓国配備をめぐり韓中の対立が深まっていることを懸念し、今年は特に中国行きを控えるよう勧告しているという。
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