検察に出頭した朴氏=21日、ソウル(写真共同取材団=聯合ニュース)
検察に出頭した朴氏=21日、ソウル(写真共同取材団=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲政史上初めて憲法裁判所の罷免決定により失職した朴槿恵(パク・クネ)前大統領への事情聴取を行った検察の特別捜査本部は21日午後11時40分ごろ、約14時間に及ぶ聴取を終えたと明らかにした。 朴氏は検察が作成した尋問調書を確認後、帰宅する予定。調書の確認に時間がかかる可能性があり、最終的に自宅に戻るのは22日未明になる見通しだ。 朴氏は21日午前9時24分ごろ、特別捜査本部が設けられたソウル中央地検に出頭した。同9時35分から始まった聴取は約14時間に及んだ。 捜査本部は容疑者として出頭した朴氏に対し、収賄など13件の容疑について事実関係を確認した。 サムスングループから430億ウォン(約43億円)台の賄賂を受け取った容疑のほか、朴氏の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告が実質支配した文化、スポーツ財団に大企業が巨額を拠出する過程に関与した容疑などを集中的に追及したとされる。 検察は聴取内容を基に、逮捕状の請求を検討する方針だ。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0