【ソウル聯合ニュース】韓国外交部当局者は13日、ソウルで17日に開かれる韓米外相会談で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」問題が主要議題になると明らかにした。 尹炳世(ユン・ビョンセ)長官とティラーソン国務長官は韓国へのTHAAD配備を速やかに推進するとの立場を再確認するとともに、中国の報復措置に合同で対応することについても意見を交わす見通しだ。 韓国では2カ月後に新政権が発足する予定で、今回の外相会談で実効ある成果を収めることは厳しいとの指摘も出ている。これについて、外交部当局者は「北の戦略挑発の可能性に対する懸念が高まっている。ティラーソン氏の北東アジア訪問は国内の政治的立場より、国益の側面から重要だ」と強調した。 ティラーソン氏は15日から日本、韓国、中国を歴訪する。韓国には17~18日に滞在する。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0