「キー・リゾルブ」期間に釜山に入港する米原子力空母「カール・ビンソン」=(聯合ニュース)
「キー・リゾルブ」期間に釜山に入港する米原子力空母「カール・ビンソン」=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は12日、韓米合同軍事演習「キー・リゾルブ」を13日から24日まで実施すると発表した。 北朝鮮が相次いで弾道ミサイルを発射し、新たな核実験を行う可能性が取り沙汰される中、演習には米国の戦略兵器が大挙投入される。韓米は北朝鮮に対する軍事的圧力を一層強める方針だ。 15日には米原子力空母「カール・ビンソン」が釜山に入港する。「動く海上軍事基地」と称される同空母は、戦闘攻撃機FA18や早期警戒機E2C、電子戦機EA18Gグラウラーなど、約80機の航空機を搭載しており、中小国の空軍力全体に匹敵する戦力を備えている。 在日米軍岩国基地(山口県)に配備された米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bも朝鮮半島に投入され、韓国軍の戦闘機と北朝鮮の核施設を精密攻撃する演習を行うとされる。  韓米連合司令部は今年のキー・リゾルブの日程を北朝鮮側に知らせない意向とされる。軍の関係者によると、韓米は今月1日に始まった両国軍による野外機動訓練「フォールイーグル」が終わる来月下旬まで北朝鮮の挑発を注視。このため、軍関係者にはゴルフの禁止を命じているという。 また、来月には両国の海軍と海兵隊が大規模な上陸訓練を行うほか、両国海兵隊による機動・実射撃訓練も実施される。さらに来月中旬には両国空軍が連合空中総合訓練を行い、北朝鮮の核施設を正確に攻撃する演習を実施する。
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