朴大統領、罷免を決定…韓国憲法裁判所「重大な法違反」
朴大統領、罷免を決定…韓国憲法裁判所「重大な法違反」
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が罷免された。

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 憲法裁判所は10日午前11時、朴大統領の弾劾審判事件の宣告で裁判官8人全員一致で朴大統領に罷免決定を下した。

 裁判長のイ・ジョンミ所長権限代行は「被請求人である朴槿恵を罷免する」と主文を読み上げ、3か月間の弾劾審判手続きを締めくくった。

 朴大統領は任期350日を残したまま、大統領力を剥奪され民間人の身分をなった。2013年2月25日、大統領に就任してから1474日。憲政史上初めて弾劾審判を経て、憲法裁判所の罷免宣告を受けて退く公職者となった。

 朴前大統領は、大統領の権限である不訴追特権も失った。在職中、弾劾決定で退任したため、前職大統領としての礼遇も受けられない。

 憲法裁判所は朴前大統領が憲法と法律を違反し、その違反行為が大統領職を罷免するだけの重大な違反行為だと判断した。

 朴前大統領が罷免されたことにより、大統領選挙は公職選挙法に従って宣告日から60日以内に行われる。この日を基準60日目となる日は、5月9日だ。


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