北朝鮮当局が北朝鮮・中国の国境地域監視と統制を強化したが、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件に関するうわさが平壌をはじめ内陸部まで拡散されたことがわかった。
北朝鮮当局が北朝鮮・中国の国境地域監視と統制を強化したが、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件に関するうわさが平壌をはじめ内陸部まで拡散されたことがわかった。
北朝鮮当局が北朝鮮・中国の国境地域監視と統制を強化したが、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件に関するうわさが平壌をはじめ内陸部まで拡散されたことがわかった。

 北朝鮮専門メディアデイリーNKは10日、平壌の消息筋を引用し「中朝国境地域では華僑や貿易業者が(金正男氏殺害)うわさを広めたならば、平壌では海外から戻ってきた代表部がうわさをしている」と報道した。

 この消息筋は「代表部は海外で長期間滞在し、海外ニュースに速やかに接することができる」とし「(金正男氏殺害)事件の顛末を知っている彼らが(北朝鮮へ)戻ってきて徐々に口を開きはじめ、うわさが食い止められないほど拡散している」と説明した。

 メディアによると北朝鮮代表部は外務省所属で、外貨稼ぎを担当。建設代表部、林業代表部など分野別に海外へ派遣され、主に北朝鮮労働者を現地工場に投入させて調整する管理者の役割を担っている。

 金正男氏殺害事件人関するうわさの拡散には、市場が起爆剤の役割をしたと伝えられた。物資確保のため北朝鮮全域を回っていた商人らが一堂に会し、各自が聞いてきたうわさをやり取りする形で広がることになったものだ。

 平安北道の消息筋は「元首様(金正恩)の兄がマレーシアで亡くなり、マレーシアに行っていた幹部(カン・チョル大使)が追放されたといううわさを誰もが知ることとなった」と述べた。

 一方、メディアは金正男氏殺害事件のうわさの根源地だった中朝国境地域では北朝鮮当局の監視と統制が強化され、緘口令が出されたと付け加えた。

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