百貨店を訪れる男性客=(聯合ニュース)
百貨店を訪れる男性客=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】主に男性から女性にプレゼントするホワイトデーの方が、バレンタインデーよりチョコレートの売れ行きがよいことが確認された。 新世界百貨店によると、バレンタインデーとホワイトデーのチョコレート売上額は毎年差が縮まっていたが、昨年はホワイトデーの売上額がバレンタインデーを抜いたという。 2014年のバレンタインデー当日を含む3日間のチョコレートの売上額は9億2000万ウォン(約9100万円)、ホワイトデーは6億8000万ウォンだった。 ところが昨年の売上額はそれぞれ11億ウォン、11億2000万ウォンと、ホワイトデーがバレンタインデーを逆転した。 3月14日のホワイトデーは日本の製菓業界が作ったとされており、西欧諸国ではプレゼントを贈る習慣はない。 これまでバレンタインデーほど注目されなかったホワイトデーのチョコレートの売り上げが最近になって伸びたのは、恋人にプレゼントする男性が急速に増えているためだと同百貨店は説明する。 また、男性のホワイトデーのチョコレート購入費用がバレンタインデーに女性が使う費用より多いことも影響したという。 昨年のホワイトデーのイベント期間の客単価(1人当たりの平均購入額)は6万ウォンで、バレンタインデーの平均客単価の4万ウォンより高かった。 新世界百貨店の関係者は「男性はあまり悩まずに海外の有名ブランドのチョコレートを買う傾向がある」とし、「ホワイトデーのお返しを購入する客単価の高い男性客が年々増加しており、自然とホワイトデーの売り上げも伸びている」と話した。 同百貨店は9日から14日まで、世界各国の有名チョコレートブランドが参加するホワイトデーイベントを開催する。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0