国連安全保障理事会(資料写真)=(聯合ニュース)
国連安全保障理事会(資料写真)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮の弾道ミサイル発射と関連し、韓国と米国、日本が国連安全保障理事会緊急会合の開催を要請した。 安保理関係者は6日(現地時間)、前日に北朝鮮が東海上に弾道ミサイル4発を発射したことと関連し、韓米日の3カ国が安保理緊急会合の開催を議長国に要請したと明らかにした。3月の議長国は英国が務めている。 安保理の緊急会合は、英国のライクロフト国連大使が出張から戻る8日に開かれる可能性が高いと伝えられた。 緊急会合が開かれる場合、北朝鮮の挑発が安保理決議違反であることを糾弾し、これ以上の挑発を中止するよう求める報道声明が採択される見通しだ。 2006年以降に採択された安保理の対北朝鮮決議はすべて、射程距離に関わらず北朝鮮の弾道ミサイル発射を禁止している。 安保理は北朝鮮がミサイルを発射するたびに緊急会合を開催しているわけではなく、報道声明を出す際も電子メールで文案を回覧した後に発表するケースが多かった。 しかし、北朝鮮の挑発を重くみて国際社会の総意を示す必要がある場合には緊急会合を開催する。 安保理は先月12日に北朝鮮が中長距離弾道ミサイル「北極星2」を発射した際にも緊急会合を開き、全会一致で報道声明を採択した。  安保理は昨年にも2回の決議とは別に計11回の報道声明を出し、北朝鮮の挑発を糾弾した。 安保理とは別にこの日、国連のハク事務総長副報道官が記者会見で北朝鮮の挑発を糾弾した。 ハク氏は「北朝鮮が立て続けに安保理決議に違反することに対し糾弾する」と述べ、「北朝鮮の指導者は追加挑発を止め、国際社会が付与した義務に合わせて行動しなければならない」と強調した。
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