在中国韓国大使館(資料写真)=(聯合ニュース)
在中国韓国大使館(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対する中国で韓国に対する反発が強まっていることと関連し、在中国韓国大使館が中国に滞在する韓国人に対し、身辺の安全に留意するよう注意を呼びかけた。 在中国韓国大使館は3日、ホームページに在外国民の安全に関する文章を掲示し、ロッテグループがTHAADの配備用地を提供したことなどに触れ、韓国人の安全に関する注意の必要性が高まっている状況と伝えた。 また、「これと関連して中国内に滞在、または訪問中の国民は人が集まる場所や遊興施設などへの出入りをできる限り自粛することが望ましい」と要請した。  さらに「中国人と接触する場合は、特定の懸案に関する不必要な論争などで摩擦が発生しないように身辺の安全に特に留意することが望ましい」と強調した。  同問題をめぐっては、中国政府と国営メディアが市民の嫌韓感情を助長しかねない発言をしているほか、ロッテの製品に対する不買運動や中国人が韓国製の車両を破損させる事件が発生しており、韓国人や韓国製品を対象としたデモが危険なレベルに達したとの見方も出ている。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0