李在鎔被告=(聯合ニュース)
李在鎔被告=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の疑惑をめぐる疑惑で、朴大統領側への贈賄罪などで起訴されたサムスングループの事実上のトップ、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告の裁判が9日から始まる。 ソウル中央地裁は9日午後、李被告などサムスンの役員らの事実上の初公判となる公判準備手続きを行うと、法曹関係者が3日伝えた。 公判準備手続きでは、韓国政府から独立して事件を調べてきた特別検察が公訴事実の要旨を読み上げ、李被告などが意見陳述を行う。また、特別検察チームが申請した証拠に関する被告人の意見を聞き、証拠として採用するかどうかを検討する手続きも行われる。 李被告が出廷するかは明らかになっていない。公判準備手続きは正式な公判と異なり被告人が出廷する義務がなく、弁護人のみ出席して行われる可能性もある。 李被告はサムスングループの経営権承継を朴大統領が支援する見返りに、崔被告に計433億ウォン(約42億7000万円)の賄賂を渡すか、約束した疑いで逮捕・起訴された。 しかし、李被告は朴大統領に強要されて崔被告側を支援したとして賄賂性や職務との関連性を全面的に否認しており、今後裁判で特別検察官チームと激しい攻防が繰り広げられると予想される。 李被告側は弁護士13人による弁護団を結成し、総力を挙げて公判に臨む。
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