【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は28日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が猛毒の神経剤VXで殺害された事件を受け、米国が北朝鮮のテロ支援国家への再指定を検討することについて、「北の政府の無謀さや残虐性を確認する効果がある」と述べた。 趙報道官は「政府としても北のこうした反人道的な行為に対し、適当かつ強力な対応が行われるよう、米国など国際社会との協力を積極的に模索する」との方針を示した。 米国は27日、米ワシントンで開かれた北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国と日本首席代表との会合で、北朝鮮をテロ支援国家に再指定することを検討していると伝えた。
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