左から文在寅氏、安熙正氏、黄教安氏=(聯合ニュース)
左から文在寅氏、安熙正氏、黄教安氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが27日に発表した次期大統領選有力候補の支持率調査で、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が33.5%と、前週から1.0ポイント上げ、自己最高を更新した。8週連続で首位を走っている。 共に民主党所属の安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事の支持率は前週より1.5ポイント低い18.9%だった。4週にわたり急上昇し、今月第3週には初めて20%を上回ったが、再び10%台後半に落ちた。文氏との開きは14.6ポイントに広がった。 朴槿恵(パク・クネ)大統領らを指して善意があったことを受け止めるべきだという趣旨の安氏の発言が物議を醸し、これまでの支持の一部が文氏に回ったと、リアルメーターは分析した。 3位は、出馬に関しまだ立場表明をしていない黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相で、10.9%だった。前週から3.9ポイント下落した。朴大統領と親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の疑惑を調べている特別検察官の捜査期間延長申請の承認問題をめぐり、保守層と与党「自由韓国党」の支持層の一部が離れたようだ。 次いで、共に民主党所属の李在明(イ・ジェミョン)城南市長と第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表が、支持率10.1%で並んだ。李氏は前週より2.0ポイント、安氏も1.3ポイント高く、それぞれ2桁を回復した。 政党支持率をみると、共に民主党が前週より0.7ポイント低いものの47.0%で首位を守っている。自由韓国党が2.0ポイント下がり13.1%、国民の党は0.3ポイント上がり11.8%だった。保守系「正しい政党」が7.0%、革新系の少数野党「正義党」が4.5%と続いた。 調査は20~24日に全国の成人男女2516人を対象に実施された。
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