ソウル中央地裁の令状審査後、ソウル拘置所に入る李氏=16日、義王(聯合ニュース)
ソウル中央地裁の令状審査後、ソウル拘置所に入る李氏=16日、義王(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領の疑惑などを調べる特別検察官の捜査チームは24日、朴大統領側への贈賄などの容疑で逮捕したサムスングループの事実上のトップ、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)容疑者(48)の勾留期間が来月8日まで延長されたと明らかにした。 李容疑者は17日、ソウル中央地裁が逮捕状を発付し、ソウル拘置所に収監された。捜査チームは10日間の勾留期限が迫り、裁判所に勾留期間の延長を申請、許可を得た。 捜査チームの活動期間が延長されるかどうか不透明な状況で李容疑者の勾留期間を延長させたのは、徹底した補強捜査を行い、裁判で確実に有罪を立証する姿勢を示したものとみられる。 捜査チームは黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相に活動期間の延長を要請している。延長が承認されない場合、捜査期間は今月28日に満了する。  サムスン側は李容疑者の容疑を否認し、事実上、朴大統領側の強要に近い圧力を受けた「被害者」と主張している。
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