24日、憲法裁に入る李貞美(イジョンミ)憲法裁判所長代行を警護する警護官たち(左の写真)。17日(右の写真)には警護官が付いていなかった=(聯合ニュース)
24日、憲法裁に入る李貞美(イジョンミ)憲法裁判所長代行を警護する警護官たち(左の写真)。17日(右の写真)には警護官が付いていなかった=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する憲法裁判所の弾劾審理が大詰めを迎える中、弾劾反対派による暴力的な行為を防ぐため、憲法裁に対する警戒態勢が強化されている。 憲法裁周辺には警察官を乗せた約10台の警察バスが待機しており、許可を得ていないデモなどの妨害行為に備えている。 憲法裁は警察に対して裁判官の警護を要請。これを受け、警察は22日から裁判官8人全員を24時間態勢で警護している。 朴大統領の弾劾審理の最終弁論が27日に決まった後、憲法裁前は弾劾の棄却を求める市民らのデモにより騒然としている。 一部は裁判官が搭乗した車両に近づき、大声で弾劾の棄却を求めるシュプレヒコールを上げるなど、過激な言動を行っている。 こうした状況を踏まえ、警護官(裁判官1人当たり2~3人)は万一の事態に備え、実弾を所持しているとされる。
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