”日本ファンも注目”人気アイドルを息子にもつKリーグ監督、「目標はACL出場、息子も応援に呼んだ」

Kリーグクラシック（1部）昇格チーム＝江原FCの目標は、クラシック残留ではなく、アジアチャンピオンズリーグ（ACL）だった。日本でも人気の韓流アイドルグループ「SHINee」のミンホを息子にもち、日本ファンからも注目を浴びるチェ・ユンギョム監督（54）が、2017シーズンの目標を明かした。

チェ・ユンギョム の最新ニュースまとめ

　去る23日午後、ソウル市内でKリーグクラシックメディアデーが開催され、主要関係者らが出席した。その中でも、ことしクラシックに昇格した江原FCに関心が集まった。

　江原FCは昨年、昇降プレーオフを経てクラシック（1部）入りを果たした。以降、チョン・ジョグクやイ・グノ、ムン・チャンジンなど過去に韓国代表で活躍し、海外チームでも経験を積んだベテラン選手らを相次いで獲得。2017シーズンへの期待をより高めている。

　チェ・ユンギョム監督は「最大の目標はACL。Kリーグ3位、またはFAカップ優勝でACLに進出することが最大値」とし、自信をのぞかせた。相次ぐベテラン選手の獲得については「どんなに（良い）選手を連れてきても、もっと呼びたいと思うのが監督の欲というもの。しかし、ことしの選手獲得に、これ以上の欲はない。代表チームで成績を出し、さらにサッカー市場を活性化させる多くの選手を獲得することができた」と満足感を示した。

　現在の競技力は、どのレベルだろうか。チェ監督は「まだ70～80%と見ている。ベストメンバーでの試合は、まだ未経験。チョン・ジョグクを信じているよ」と話し、隣に座っていたチョン・ジョグクに視線を移して笑顔をみせた。すると、チョン・ジョグクは「監督だけを信じています」と答え、監督－選手の息もぴったりだ。

　チームの興行性のために息子＝ミンホ（SHINee）の力も借りたい、と素直に明かしたチェ監督。「息子は日本やアメリカなど、海外スケジュールが詰まっていて本当に忙しい。だが、シーズン中に一度は（試合を）観戦しに来てくれと話している。現在、日程を調整している」と話し、韓流アイドルファンの心を掴む準備も整ったようだ。